相続した実家が空き家になったものの、
「売りたいけれど、まず誰に相談すればいい?」
「名義変更がまだ終わっていない」
「固定資産税や相続税が心配」
「兄弟で話がまとまっていない」
と悩まれる方は少なくありません。
空き家の相続は、売却だけでなく、相続人の確認、遺産分割、相続登記、税金など、複数の手続きが関係します。
そのため、相談内容によって適切な専門家が異なるのが特徴です。
相続した空き家は誰に相談すればいい?
まずは、悩み別に相談先を整理してみましょう。
| 悩み | 主な相談先 |
|---|---|
| 空き家を売却したい | 不動産会社 |
| 相続登記をしたい | 司法書士 |
| 相続税・税金が心配 | 税理士 |
| 戸籍収集・遺産分割協議書など | 行政書士等 |
| 相続人同士でもめている | 弁護士 |
ただし、実際の相続では、これらが一つだけで終わるとは限りません。
空き家を売りたい場合
相続した空き家を売却したい場合は、不動産会社への相談が基本です。
ただし、亡くなった方の名義のままでは売却できないため、先に相続登記が必要になる場合があります。
そのため、
相続人確認
→ 遺産分割
→ 相続登記
→ 売却
という順番になることがあります。
「すぐに不動産会社へ行けば終わる」とは限らない点に注意が必要です。
相続登記が終わっていない場合
相続した不動産の名義変更は、司法書士に相談するのが一般的です。
相続登記は、相続によって不動産を取得したことを知った日から3年以内に申請する義務があります。
空き家を売却する場合でも、まず登記を整える必要があります。
相続税や固定資産税が心配な場合
相続税の申告が必要かどうか、空き家の評価額がどのくらいになるかなど、税金に関する相談は税理士が専門です。
また、空き家は住んでいなくても所有している限り、原則として固定資産税の負担が続きます。
長期間放置すると、
- 固定資産税
- 修繕費
- 草木の管理
- 建物の老朽化
- 売却価格の低下
などの負担が積み重なることがあります。
遺産分割協議書や戸籍収集が必要な場合
誰が相続人なのかを確定するためには、戸籍の収集が必要になります。
また、相続人全員で空き家を誰が相続するか決める場合は、遺産分割協議書を作成します。
このような相続手続きの書類作成や整理については、行政書士等へ相談できる場合があります。
相続人同士でもめている場合
空き家を、
「売りたい」
「残したい」
「誰かが住みたい」
など、相続人同士で意見がまとまらないケースもあります。
紛争性がある場合は、弁護士への相談が必要になります。
空き家相続は、複数の専門家が必要になることがあります
空き家相続では、
相続人の確認
→ 財産の確認
→ 遺産分割
→ 相続登記
→ 税金の確認
→ 売却・活用
と、複数の手続きが連続します。
そのため、
「不動産会社に相談したら司法書士へ」
「司法書士から税理士へ」
「税金の確認後、また不動産会社へ」
というように、相談先が分かれてしまうことがあります。
相談窓口が複数になると、同じ説明を何度もしなければならないこともあります。
まだ売るか決めていなくても相談できます
相続した空き家について、
「売るべきか分からない」
「残した方がよいのか迷っている」
「活用できるなら活用したい」
という段階でも問題ありません。
まずは、
誰が相続するのか
どんな手続きが残っているのか
売却・活用・保有のどれが現実的なのか
を整理することが大切です。
一般社団法人 相続手続士業の会では、行政書士・司法書士・税理士などがそれぞれの専門分野で連携し、相続手続きをサポートしています。
空き家についても、売却するかどうかが決まっていない段階からご相談いただけます。
空き家についてのご相談はこちら
https://sozoku-expert.net/akiya-contact/
相続手続き全般についてはこちら
https://sozoku-expert.net/inheritance-support/
※各専門家は、それぞれの資格・業務範囲に応じて対応します。紛争性のある案件については、弁護士への相談が必要となる場合があります。
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