2026.01.07

中小企業オーナーの相続で最初に直面する「非上場株式の評価」という見えにくいリスク

登録番号123  

岡本一希行政書士事務所

岡本 一希 先生

相続というと、多くの方が
「自宅」「預貯金」「保険」といった個人の財産を思い浮かべます。

しかし、中小企業の事業主にとって、
本当の意味で大きな財産は自分が経営してきた会社そのものです。

その会社の株式――
特に非上場株式は、相続の場面で思わぬリスクを生むことがあります。 今回は、中小企業オーナーの相続で
最初に問題になりやすい非上場株式の評価リスクについてお話しします。

非上場株式とは何か

中小企業の多くは、株式市場に上場していません。
そのため、株価が日々公表されることもなく、
「自分の会社の株がいくらなのか」を意識する機会はほとんどありません。

しかし、相続が発生すると話は別です。
非上場株式であっても、相続税の計算上、必ず評価額が算定されます。

「売れない株」
「値段が分からない株」
であっても、税務上は立派な財産として扱われるのです。

「換金できないのに、評価される」という現実

非上場株式の最大の特徴は、
現金化しにくいにもかかわらず、相続税評価はされるという点です。

  • 株式市場がないため、すぐに売れない
  • そもそも売るつもりもない
  • それでも相続税は発生する可能性がある

この結果、
現金は足りないが、税金だけは支払わなければならない
という状況に直面することがあります。

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